白鳥の歌 ~ノロ・ニブ・ドジから巧速を目指す~

マイペース過ぎると評価された元知的ブルーワーカーが、 巧速を目指すトライ&エラーを綴るライフハック集+時々随筆。

新環境でor見慣れない物に対して、扱いが下手⇒新環境ではまず掃除させてもらう

長めの文章が続いているので、今日は小ネタで。
まだ幾つか書きたい話があって、どれもそこそこ長くなりそうなこともありますね。
意識して短めにしますよ。

さて、私は鈍臭いのですが、その鈍臭さを一番に発揮できるのは、慣れない環境下です。

 初めて踏み入る土地、初めて入る部屋、初めて入る車の中、見たこともない機器類・道具類。
とりあえず何かしようと思って手を伸ばしますよね、まず、どこに何があるのか分かっていないから探しますよね。
見付からない。
一つ見付けた後にもう一つ要る物が出てきて、それは確かにさっき何処かで見た筈なのに、覚えていないから又一から探さなくてはいけない。
動線は無駄だらけ。
ふと取り出した物を戻す場所が分からない、仮置きしていい場所も分からない。
スペースを把握し切れていないから手足をぶつける。
いざ必要な物を手にできても、見慣れない形状だからもたつく。
力加減が分からない、壊してしまいそうで怖い、そもそも私が今蓋だと思って開けようとしている部分は本当に蓋で良いの?

そんな感じに軽くパニックに陥ります。
(傍から見ている人には、「え? 落ち着いてるよね?」と言われることもありますが。)

根本的な解決法は見付かっていませんが、上述の状態に陥り難くする方法は分かります。
新環境に身を置いたら、まず掃除をさせてもらうのです。

  • 高いところから順に埃を落としていって、小物は引き出しごと抜いてウェス等で拭く。
  • この過程で物の大雑把な配置と、どんな物があるのかとを見て覚えておく。
  • 見慣れない物は埃取りと称してあちこち触ると良し。数十秒触り回す程度ならそう怪しまれない。
  • 「こんなのあったんですけど、何ですかこれ、初めて見ました」等と人に聞けると尚良し。
  • 絶対におかしい配置があったら変更して良いか質問したり、初見じゃ大抵の人に分からないと思う仕舞い方がされていたら入れ物にラベリングしてもいい。
  • 下まで来たら、最後に床の埃を取ってお終い。
  • ケーブル類やコード類の配線、コンセントやスイッチの位置もざっと把握しておく。

掃除の理想は水拭き乾拭きで終えることなんでしょうが、個人的に床の水拭き作業が好きではないことと(……)、物の位置を覚えるという意味では略しても良い作業だと思っているので、これは時間があったら。

この後本当に必要な物を探したり触ったりしなくちゃいけない時が来ても、一度自分の目で見て手で触れておいた物に対しては、初見の物よりはドジを踏む確率が低下します
それに、周囲が綺麗になって視覚のノイズが減ると、それだけでも変な行動をする率が下がりますよ。