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白鳥の歌 ~ノロ・ニブ・ドジから巧速を目指す~

マイペース過ぎると評価された元知的ブルーワーカーが、 巧速を目指すトライ&エラーを綴るライフハック集+時々随筆。

「自分の身体を労わる」ではなく、「乗り物をメンテナンスする」意識と、その手法

体調管理は得意ですか?
私は得意ではありません。
知識はある方なんですよ。栄養学も生理学も、平均の人よりは格段に知っている筈ですし、その知識を用いて何か実験や研究をしろと言われればそれなりに組み立てられる筈です。
ではなぜ体調管理に失敗するのかと考えると、

  • 体調の下降を予感しても、まだ行けるだろう平気だろうと高をくくっている
  • そもそも自分の体調の微変化を感じ取れていない

ことが原因である場合が多いです。

 ぼんやりを脱するための一つの心得として、体調管理はとても大切です。
心身が疲弊すると、物事全てに対して、著しくパフォーマンスが落ちます。
ちょっとだけ気を回せれば避けられるミスを避けられなくなるんですよ。
そして、ミスしてしまった動揺と自己嫌悪で負の連鎖です。
そうならないためにも、まずは出来ることから体調管理をしていきましょう。

「この程度しか仕事が出来ない癖に、生意気に体調管理とか言ってるの?」
「それはただの甘えだよ、もっとガリガリ働いて勉強して経験を積みなよ」
なんて心の声には、耳を傾けてはダメですよ。

「自分の体調」を管理するための視点に、「他者に対する観察眼」を持ち込む

さて、体調管理と言っても、色々な切り口がありますね。
私がこの記事で提案したいのは、自分の身体や体調に対する視点に、「他者に対する観察眼」を持ち込むということです。

当然ですが、私は成人して以降も、「自分の身体は自分のもの」という意識で生きてきました。
「私」という存在は、どこか分からないけれどどこかにある心と、心臓から肌の表面までのひと続きの塊で、切り離せないものだと意識してきました。
この状態で「自分を労わろう」としても、上手く出来なかったのです。
上で書いたように、

  • 体調の下降を予感してもまだ行けるだろう平気だろうと高をくくっている
  • そもそも自分の体調の微変化を感じ取れていない

状態になってしまう。

だって、身体は「私」なんですもの。
多少無理をしたってついてくる筈だし、今この仕事を仕上げたい、この本を読みたいっていう意思の方が優先なんだもの。
そう思ってしまう訳です。

そこで見方を変えて、「私の身体は私の乗り物である」と考えるのです。

どうしたら、この乗り物(身体)を上手く乗りこなせるか? を考える

 私個人の感覚だけで言うと、自己管理と言うのは、如何に自分の意識から自分の身体を切り離して見て対処できるかが肝だと思います。

勉強して得た知識から自分の五感までをフル動員して、各身体のパーツの情報を集め、対症療法的に自分の行動を変えていく。

そのためには、「自分(の身体)を労わる」のではなく、「乗り物をメンテナンスし、上手く乗りこなす」意識でいることです。
自分(の意識)がどうしたいかに着目するのではなくて、どうしたら乗り物を調子良く保てるかを気にすることがポイントです。

「早く寝ないと明日の朝が辛くなると分かってるけど、まだ寝たくない」
「ちょっと風邪気味だけど、このくらいの格好で平気だよね」
「最近炭水化物ばっかりだけど、違うものを用意するのが面倒臭い」
などなど、私(の意識)が思っていても、私(の意識)の乗り物=身体は、このまま進むと拙いだろうって分かるようになってきます。
だってただの乗り物だもの、私の意志なんて汲んでくれると思うのが間違ってるし、私の意向(まだ大丈夫)とは別の反応(大丈夫じゃない)をします

「自分を労わる」意識だと、「ご褒美にケーキ食べちゃえ、心の栄養だから」「この本は癒されるからもっと読んでいよう」と考えてしまうけれど、「乗り物をケアする」意識だと、「ケーキは拙かろう、まだ胃の中に物が残ってる感覚があるし」「面白いけど、今は目が痛くなる一歩手前の状態だから止めるべきだな」と冷静に判断できるのです。

乗り物(身体)の調子を注意深く見て、メンテナンスする

だから、私の欲よりも優先して、乗り物の調子が悪くならないようにケアする必要があります。
身体の少しの変化に気を配り、普段どんな風に動いているのかを把握して、対応を考えていかなくてはいけません
肌や胃腸の調子や気分の浮き沈みを意識するようにしたり、より効率の良いメンテナンス方法を探したり、記録を取って体調の波を把握しておくことなどが必要になってくるでしょう。
それらの行動も、自分の身体を乗り物だと冷静に捉えることで、過度に入れ込まずに出来るようになります。

意識と身体の切り離しに効果的なイメージワーク

さて、自分の身体を客観的に見る方法は、本でもネットでも生活の知恵でも沢山紹介されて、皆さんご存じだと思います。

そこでこの記事ではちょっと趣向を変えて、身体を乗り物と見るのに便利な手法を紹介します。
以前に下2つの記事でも紹介した、 レバナ・シェル・ブドラ『今すぐ人生を変える簡単な六つの方法』内にある、「頭の中心に身を置く」メソッド

swngsng.hatenablog.com

swngsng.hatenablog.com

(既にうろ覚えで、自己流になっている)「頭の中心に身を置く」手法

  1. 頭の中心を意識する。(左右の耳を繋いだ線と、額の中央から後頭部を真っ直ぐ繋いだ線の交差する位置。)
  2. そこに、とても綺麗で広い、自分以外誰もいないスペースをイメージする。そのスペースは、もし他の人が居たらすぐに出ていってもらえるし、ゴミや雑音があったら床に穴を開けて全部掃除して出してしまって、綺麗に保つことが出来る。
  3. スペースの真ん中に、座り心地の良い椅子かソファを用意して、ゆったりと腰下ろす。
  4. 腰下ろす自分の頭上は、太陽の光で満たす。そして目の前には大きな窓があって、外で起こることを眺めているイメージを保つ。

これが、とてもお勧めです。
私の場合は、これをすると、視点が高くなって意識が明晰になり、物事と自分の身体とを客観視する感覚が得られます。
頭の中央にいる小さな自分が、自分の身体の感覚を、まるでロボットの操縦席に乗っているようなイメージで受け取ることができるのです。

……今、「こいつちょっとヤバいこと言ってるな、頭大丈夫か?」って思いました?
私も書いててそう思うんですが、実際にやってみると、本当にそういう感覚になるんですよ。
全身が感じている感覚が、頭の中心にまで上って来て、中心にいる自分が聞くようなイメージで感じられるんです。

だから、このメソッドを勝手に「コクピット法」と呼んでいます(笑)。原作者さんにはとても言えません。
この認識だと余計に、「身体は乗り物」感が強く出ると思っています。

興味を持った方は、是非一度やってみてください。

余りにもうろ覚えで手法を書いているので、ちゃんと出典も載せておきますね。
全く別物になってたら本当にごめんなさい……。

今すぐ人生を変える簡単な6つの方法

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  • メディア: 単行本
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今すぐ人生を変える簡単な六つの方法

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そして、今回のネタに確実に影響を及ぼした本です(笑)。
高校生時代の、3大影響を受けた本のひとつだわ。

利己的遺伝子とは何か―DNAはエゴイスト! (ブルーバックス)

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