白鳥の歌 ~ノロ・ニブ・ドジから巧速を目指す~

マイペース過ぎると評価された元知的ブルーワーカーが、 巧速を目指すトライ&エラーを綴るライフハック集+時々随筆。

大平信孝「先延ばしは1冊のノートでなくなる」:多分良いことが書いてあるのに、読み難い

これ、ツイッターで絶賛されてたから読んでみたんですよ。

先延ばしは1冊のノートでなくなる

先延ばしは1冊のノートでなくなる

 

 内容は、「自分が本当に好きなことをしよう」系のハウツー本です。
傾向としては、以前にご紹介した、ジュリア・キャメロン『The Artist's way ずっとやりたかったことを、やりなさい』と同系統です。 

swngsng.hatenablog.com

 『ずっと~』は、アーティスト活動をしたいのにしていない人を行動するように啓発する本ですが、これはアーティスト向けではなく、もっと普遍化した内容の本です。
完全日本人向け、ビジネスパーソン向けと言っても良いですね。

 一通り流し読みましたが、まだ実行していません。
どうしてかと言いますと、これが全纏めの感想にもなるんですが、

多分凄く良いことが書いてあるのに、本の構造が悪くて読み難い

ことが原因です。

因みに、

これが目次です

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この本、ハウツー本なので、当然、読者がすべき行動が書いてあるんですが、この行動が、本の中で纏まっていなくて、非常に分かり難いのです。
一番分かり易いのが目次だな、と思いましたのでインスタしてみました。(唐突に今時っぽい単語を使ってみる。)

  1. 目標を書き出す
  2. 段階を経て目標をブラッシュアップする
  3. ノートを使って、目標実行のための日々の行動をする

というのが、読者のすべき行動の要約なんですが、この行動の説明が纏まってなくて分かり難いんですよ……!

例えば、最初にノートの例示の絵なり写真なりを出して、書き方を説明して、最後に注意点を纏める、じゃダメなんでしょうか。
読み難いし分かり難いんだよう。

だって本を見ながら手順を進めていくにしても、どこからどこまでが手順のひとまとまりなのかを読み解くところから始めなくてはいけない。
自分で手順書を(脳内でか実際に書いてかで)纏めなくてはいけない。
それって物凄く面倒だと思うんですよね。
本の内容を熟読するのとは違う手間が必要じゃないですか。
どうしてそこを読者にやらせるんだ。
それとも、その手間を惜しむ人間はステップアップできないということなんでしょうか、何だかそんな気がしてきたな。

手法を分かり易く纏めたサイトなりまとめ記事なりを作ってほしい

というのが、今回一番の読書感想です。
誰かやってくれないかしら。
私は余り、やりたくないな……。
だって他にすべきこと、したいことが沢山あるんだもの。

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