『新版 人生を変える一番シンプルな方法―セドナメソッド』メソッド覚書
自分が見返して使うための覚書。
ここに記載したのは本当に抜書で、実行時には(脳内で)言葉で自問自答をするだけではなく、「解放」が行われる瞬間に身体感覚やイメージを上手く利用するなど、コツがあります。
また、本に書いてあるペース配分で進めて行くことでより有効性が高められるものでしょうから、正しくやってみようという方には、著書を手に取ることをお勧めします。
解放の基本的手順
- 「今、何を感じていますか?」
- 「この感情を認めることはできますか?」(Y/N)
- 「この感情を手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
書く解放(決意)
解放ノートに、人生で変えたいこと、改善したいことをどんなことでも全て書き出す。
九つの感情と、その解放
九つの感情:無気力、悲しみ、恐れ、 渇望、怒り、誇り、勇気、需要、平安
- 上記の感情の一つを感じたときのことを思い出し、その感情とただ一緒にいる
- 「この感情をできるだけ認めることはできますか?」(Y/N)
- 「この感情を手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
各感情について、いくらか、或いは全て手放せると思えるようになったら、次の感情に進む。
抵抗を解放する
抵抗の解放の基本
- 「この抵抗を認めることはできますか?」(Y/N)
- 「この抵抗を手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
-
「いつ?」(Y/N)
- 1~4を、抵抗が弱まったと感じるまで繰り返す
両側からの抵抗の解放
-
「○○をすることへの抵抗を手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
- 「○○をしないことへの抵抗を手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
- 1~7を、抵抗が弱まったと感じるまで繰り返す
抵抗が解放出来ない場合の解放
「今は抵抗し続ける許可を自分に与えられますか?」(Y/N)
しなければならないと感じていることの書く解放
- 解放ノート中央に縦線を引き、紙面を二分する
- 左側に、しなければならないと感じていることを書き出す(箇条書き)
- 右側に、しなければならないことについて浮かんでくる感情を書き出す(怒り、抵抗、憂鬱など 、思い浮かぶものは全て)
- それぞれの感情を解放したら文字に消し込みをしていく
行き詰まり感の解放
- 「この行き詰った感じを認めることはできますか?」(Y/N)
- 「変えたい気持ちも認めることはできますか?」(Y/N)
- 「行き詰まりを変えたい気持ちを手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
- 「まだ同じくらい行き詰まりを感じていますか? 少なくなりましたか?」
- 「いずれにしても、まだ変えたい気持ちがありますか?」(Y/N)
- 「変えたい気持ちを手放せますか?」(Y/N)
- 「もしそうなら、手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
- 1~10を、行き詰まり感が弱まったと感じるまで繰り返す
状況を変えたい気持ちの解放
- 「現状から湧きあがる感情がどんなものであれ、それを認めることができますか?」(Y/N)
- 「現状を変えたい気持ちを手放せますか?」(Y/N)
- 「手放しますか?」(Y/N)
- 「いつ?」(Y/N)
次のステップに進むまでに、様々な出来事、記憶、感情をどのように変えたいのかを調べ、変えたい気持ちを手放す時間を取る。
4つの根本欲求と、その解放
- 制御欲求
- 承認欲求
- 安全欲求
- 分離欲求
欲求の解放
- 「今、何を感じていますか?」
- 「この感情はどの欲求から出てきていますか? 承認、制御、安全、分離、一体?」
-
「この欲求を認めることはできますか?」(この欲求を手放せますか?」)(Y/N)
-
「その状態を変えたいですか?」(Y/N)
- 「変えたい気持ちを手放せますか?」(Y/N)
- 1~5を、欲求がなくなったと感じるまで繰り返す
目標達成についての解放と、目標達成手順
- 目標についての「今」の感情と、欲求を手放す
- 達成できなかった目標についての「今」の感情と、欲求を手放す
- 1~2を、感情が消えるまで繰り返す
- 誰かに達成された目標についての「今」の感情と、欲求を手放す
- 自分が達成する必要があると考えている目標についての「今」の感情と、欲求を手放す
目標達成の手順
- 解放ノートの1行目に、目標(目標達成文)をポジティブな言葉遣いで書く
- 黙読し、浮かんだ感情を書き出す(箇条書き)
- その感情の欲求を、感情の横に全て書き出す
- 各欲求を解放し、解放したら消し込みを入れる
- 3~4を、リストアップした感情すべてについて行う
- 目標について、勇気や受容、平安を感じるまで繰り返す
行動ステップの手順
- 解放ノートの1行目に、目標達成文を一字も漏らさず書き出す
- 「この目標を達成するために何を行う必要があると思っていますか?」
- 浮かんだ行動を書き出す(箇条書き)
- その行動について浮かんだ感情や考えを、その行動の横に書き出す
- その感情の欲求を、感情の下に全て書き出す
- 各欲求を解放し、解放したら消し込みを入れる
- 5~6を、リストアップした行動すべてについて行う
- 目標について勇気や受容、平安を感じるまで繰り返す
イメージワーク中に否定的な感情が浮かんだ時の対処
- 「否定的な感情を認めることはできますか?」(Y/N)
- 「この感情はどの欲求から出てきていますか? 承認、制御、安全?」
- 「この欲求を手放せますか?」(Y/N)
- 1~3を、否定的な感情が弱まったと感じるまで繰り返す
好きと嫌いの解放
- 「テーマとなることについて、好きな点は何ですか?」
- 「この感情はどの欲求から出てきていますか? 承認、制御、安全?」
- 「この欲求を手放せますか?」(Y/N)
- 同様に、1~3を嫌いな点についても行う
- 1~4を繰り返す
好きと嫌いについての書く解放
- 解放ノートの一行目に、好き嫌いを解放したいテーマを書く
- 解放ノート一行目より下に、中央に縦線を引き、紙面を二分する
- 左側に、テーマについて好きと感じていることを書き出す(箇条書き)
- 右側に、テーマについて嫌いと感じていることを書き出す(箇条書き)
- 「好きな気持ちはどの欲求から出てきていますか? 承認、制御、安全?」
- 欲求を、各好きな点の下に全て書き出す
- 「この欲求を認めることはできますか?」(Y/N)
- 「この欲求を手放せますか?」(Y/N)
- 一つの好きな点について全ての欲求を解放したら、同様に、5~8を嫌いな点についても行う
- 5~9を繰り返す
利点と不都合の解放
- 「テーマとなることについて、そうなることの利点は何ですか?」(Y/N)
- 「この感情はどの欲求から出てきていますか? 承認、制御、安全?」
- 「この欲求を手放せますか?」(Y/N)
- 同様に、1~3を不都合についても行う
- 1~4を繰り返す
利点と不都合についての書く解放
好きと嫌いについての書く解放手法を、利点と不都合に変えて行う