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白鳥の歌 ~ノロ・ニブ・ドジから巧速を目指す~

マイペース過ぎると評価された元知的ブルーワーカーが、 巧速を目指すトライ&エラーを綴るライフハック集+時々随筆。

斉藤英治『王様の速読術』:2:8の法則はまずこの本から

いつもはエディタソフトに書き溜めた文章をはてなブログの記事入力画面に貼ってるんですが、今日は風邪でしんどいので、文面をはてなに直打ちです。

大丈夫かしら、変な文章になりそう…。

 

さておき。

フォトリーディングの本を読みたかったんですが、行きつけの図書館ではすぐに手に入らなかったので、この本を。

 具体的には、「ちょこっとフォトリーディングっぽい要素もある、複数手法組合せ型の速読術の紹介本」です。

考え方の基本は、「読書は知識を吸収するために行うものであって、読書行為自体を目的とはしない」

物語文は別として、知識を得るために行う読書において、ひたすら時間が掛かる精読には意味がない

かと言って、ひたすら速度だけを追求する速読にも、また意味がない

何故なら、その本から得られる知識を身に着け、活用することこそが読書の目的であるから。

というスタンスで書かれています。

そのスタンスを説くために、昔話風の物語をつけ、実話コラムを挟み、書籍のかなり後半になってから具体的な手法を書く、という形で進んでいます。

個人的には、

「いや、この昔話風の説明、不要だよね…」

と思いますが、これこそが、作者が著作の中で説く、

「本の情報もパレートの法則…つまり2:8の法則に従う、2割の文面に8割の重要な内容が載っている」

というやつの身を張った説明じゃないかと考えました。

王様の速読術基本:30分で読む場合

  1. 第一段階(5分間):プレビューを行う
  2. 第二段階(5分間):全ページを写真読みする
  3. 第三段階(20分間):スキミング法で読んでいく

第一段階:プレビューとは、本の特徴を掴み、読む目的を洗い出すこと

本を手に取り、それが何について書かれた本であるのか、自分がその本から学びたいことは何であるのかをはっきりさせる手順。

タイトル、表紙、カバー、目次、見出しや図表などの全体を簡単に読み取っていく。

特に目次には時間をかけること。

読みたい場所の当たりをつける行為でもある。(と私は思う。)

「この本からこのキーワードを学ぼう」と思いながら手がかりを探していく。

第二段階:写真読みでは、見開き2頁を2秒で見る、全ページに対して行う

2秒で、見開きを機械的に見ていくだけ。

きちんと理解しようとか、意図的に言葉を探そうとするとかはしなくていいらしい。

しかし、プレビューと写真読みとを経ることで、次の2種のキーワードが浮かんでくるはず。

  1. 本から浮かび上がってくる、その本独自のキーワード
  2. 自分=読む側が求めているキーワード

写真読みを訓練することで、この段階で得られる情報の精度が上がってくる。

第三段階:スキミングでは、全体をざっと読みつつ、必要な箇所だけじっくり読む

既に読むべき箇所の当たりはついている筈なので、その近辺や、読んでいて気になった部分だけを読むこと。

漫然とほぼ全部読むのはダメ。

30分で一冊読んで終わりではない

PDCAサイクルを回すこと

このブログを読んでいる方だったら、Plan-Do-Check-Actionサイクルはご存知だと思います。

この速読術ではPDCAとして、取り組み始めは読書記録を付けろとありました。

日時、タイトル、ページ数、平均スピードの概算(文字数/分)を記録すべきだそうです。

 (速度を競うだけでは辛くなる、と著者は主張もしているので、スピードを記録していくこと自体には「?」とも思いますが。

自分の活動のログを取ること自体のメリットは理解できますので、その観点でしょうね。)

一度読んだ本を何クールも回すこと

第一段階から第三段階までの手順を一周期(クール)とする。

1クールでおしまいに出来る本もあれば、何クールも回して情報の精度を上げるべき本もある。

スキミングだけや写真読みだけでもいいし、写真読みが苦手だったら、2クール目以降は第二段階を飛ばしてもいい。

 専門書を60分で読む:ギネス三段ロケット法

  1. 第一段階(5分間):プレビュー
  2. 第二段階(15分間):スキミング
  3. 第三段階(40分間):記憶学習法

記憶学習法の具体的な説明はありませんでした……。

「書かれた情報を知識として記憶し、それをすぐに呼び出して問題を解くとか、ほかの情報と結びつけて新たな創造をしてアウトプットすること」

とあったので、まあ、一般的な勉強をしろということだと思います。

スキミングまでで絞り込んだ、「必要な情報」について学べ、と言っているんですね。

分厚い本や難解な本は、一章に対してこのセッションを回すのでも良い。

必要に応じて何クールもすること。

資格取得学習向け:資格王式三回転学習法

  1. 第一段階(10%):プレビュー
  2. 第二段階(60%):全文熟読
  3. 第三段階(30%):記憶学習法(復習)

全文熟読を行うので、テキストが比較的少ない資格試験向け。

テキストが多い場合は、ギネス三段ロケット法と併用すること。

全文熟読では、重要な箇所にマーキングし、その部分は記憶学習の対象とすること。

マーキングは2,3割に留めること。

その他は今回は割愛

他にも色々ありましたが、今まとめる必要を感じませんので、今回は割愛。

ここに書いたことが大体出来るようになったら、次のステップとしてまとめますね。

いいことを言っているんだけど、語り口と構造のせいで非常に散漫な印象の本ですので、続けて向き合うにはちょっと疲れるんですよね……。

 

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